築50年以上の商業ビルのトイレ改装工事
2011年時点で築50年超えの商業ビル。
新築以降、ノーメンテンナンスのトイレ。今はあまり見なくなった和式便器に男性用小便器。2つあるのに同時使用不可。内装も当時のまま。
洗面は無く 当時は給湯室を使用されていました。
明るく、使いやすく
まず全体的に明るくしたこと。男子小便器を1台に集約し、天井までの間仕切りを作成。快適に利用出来るように変更しました。
和式便器は洋式便器に換え、1台に集約。こちらも間仕切りを天井まで作成。
個室として快適に利用出来るようにしました。
既設の給湯室を大幅にリノベーションし、大きなミラーを設置して、照明器具も明るさを十分に確保できる商品へ変更。
モザイクタイルも緑ベースを用い、すっきりとした洗面に変更し、トイレの壁は臭いを吸収するジョリパットを使用。快適な空間に生まれ変わりました。
ビルオーナーさまの声
テナントさまからも来客の方からもご好評で、満足されているとの事です。
現在新規でテナントとして入居されている店長さん(女性)から「2Fを男性用、3Fを女性用にした方が安心できる」とご提案いただきました。今後の参考とさせていただきます。貴重なご意見ありがとうございました。
ビルのトイレ工事で便器の位置を変更する際には、床に穴を開け直す作業が必要になります。
大騒ぎになったハプニングも
お恥ずかしい話ですが、穴あけ工事中にガス管を損傷して大騒ぎになりました。消防車はもとよりパトカーとガス会社から総勢50名くらい来て、対処していただきました。
幸い怪我人等は皆無で、ガス会社の工事にて解決。当社で加入している工事保険を利用し、関係者さまに謝罪及び費用負担いたしました。
現在はこのようなミスが発生しないように配慮しております。
ご迷惑をお掛けした皆さまにあらためて謝罪いたします。
このようなトラブルもあり、本件はある意味非常に思い出深い工事となりました。
施工データ
施工期間
約10日
施工費用
約352万円(税込)/１フロアー
施工写真集
施工前
施工中
施工後
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