1階全ての床に無数の穴が空いてしまったマンション
今回はマンションの原状回復工事のご紹介です。
物件のオーナー様から「床が腐ってきたのでなんとかして欲しい」と問い合わせをいただき、現場に到着してみるとひどい穴が空いておりました。
当初の話では、1階の1室のみ穴が空いているということでしたが、よく調べてみると1階フロア、合計3室が全滅。
穴の原因は浸水でした。
洗濯機用パンの排水パイプが緩んでおり、そこから水が溢れて溜まり、床材を侵食したためです。
さらに調査を進めていくと、なんと新築時の施行ミスということが発覚。
火災保険の利用を提案し交渉の結果、
費用は全て保険で賄うことが出来たため、オーナー様の負担は0円でした。
施工データ
施工場所
名古屋市
施工内容
スケルトン工事・内装工事（１K３室分）
施工期間
1ヶ月半（１K３室分）
施工費用
約1,200万円(税込)（１K３室分）
以下は工事の詳細です。
工事前の状況
1階の3室には全て住人がおりましたので、交渉して部屋を明け渡してもらうところからスタートです。
そのうち1室は物が散乱し、いわゆる汚部屋になっていました。
退去交渉から、残置物撤去まで引き受けます。
漏れていた排水パイプです。ここから少しずつ漏れていた排水が床材を侵食し、床下には5cmくらい水が溜まっていました。
床の状況
工事前準備
復旧工事工程表
各種工事の工程表を作成し、スムーズな工事となるよう調整します。
図面解読
竣工図面
竣工図面をオーナー様より拝借して解読します。
解体工事（スケルトン工事）
施工中
施行後
内装工事
原状回復工事完了
物件のオーナー様へ
汚部屋には必ずゴキブリが発生します。
結局スケルトン工事を実施してわかりましたが、壁や床を壊したら100匹以上おりました。
共用部などにも発生するためクレームにも繋がります。
汚部屋と認識したらすぐに対応することを強くおすすめいたします。
ご自身の資産がなくなってしまいます。
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